IT サービスマネジメント (ITSM)を説明するのにわずかな時間しかない場合、あなたの「エレベーターピッチ」はどのようなものになりますか?

EMAの調査報告で、業界アナリストのデニース・ドログセス氏は以下のようにその内容を明らかにしています:

「本調査とは別に実際の意見交換や文書で頻繁に用いられる業界内のITSMの定義とは、企業やITが要求するITサービスの提供を整備するために設計されたプロセスベースでの実践というものです」

「しかしながら、本調査では、テクノロジーと組織の重要性だけではなくプロセス(意見交換やコミュニケーションを含む)の重要性も加えた3つの側面を考慮してITSMを取り上げました。私たちは、複数の相互依存関係を反映するほどにITSMが発展したと確信しています。そして、ITSMの今後の方向性を理解するために多角的なアプローチが最善の方法でもあります」

デニース・ニルス・ドログセス著「IT サービスマネジメントの未来とは?」Enterprise Management Associates(EMA)の調査報告、2017年3月

ITSMが持つ「複数の相互依存関係」

「複数の相互依存関係を反映するほどITSMが発展した」という考えを理解することから始めてください。従来から多くの組織では事業部門とIT運用の間に敷居が存在しました。後者のグループはIT運用によるビジネスインパクトを認識せず、前者はITサービスの運用におけるそうした対応性、適切性、効率性の欠如にイライラさせられていたのです。

IT運用においては、 1) ソフトウェアとハードウェアの資産 2) ストレージ、ネットワーク、サーバー 3) オペレーティングシステム、ミドルウェア、さらに特定のビジネスタスクとプロセスを行う全てのアプリケーションの展開と管理を理解しなければなりません。例としては、営業が顧客情報にアクセスするシステム、オンボーディングのサービスリクエストに対する対応、また、Windows 10への更新に伴う変更・管理などが挙げられます。

実際のところ、IT部門が特定のビジネスタスクとプロセスをサポートに失敗した場合のビジネスインパクトを認識している場合に限り、IT投資の決定、ITスタッフの配置、問題解決への取り組みの最適化が起こり得ます。

テクノロジーのサイロ化と非効率的なITサービスの提供

非効率的なITサービスの提供に繋がる主な理由は、ITシステム、ソフトウェア、ハードウェアの間における、統合性とコミュニケーションの欠如であることがよく見受けられます。長年にわたり、データセンター内に集積された固有ネットワーク、ストレージ、サーバーのハードウェアなど、各テクノロジーに対して非常に多くの責任担当者が存在しています。こうした複数のサイロ化が存在しているビジネスプロセスは、不安定で監視するのが困難です。

さらに、ビジネスにおいて根本原因解析が優先されることは稀なため、改善に時間がかかるのが常となりがちです。新しいソフトウェアとハードウェアソリューションを評価する際、ITエグゼクティブはこれらのツールが既存のテクノロジーをどのように統合するか、それらは組織全体にわたるビジネスプロセスをどのように向上させるかについて焦点を当てる必要があります。

分割されたITに勝る統合化されたITを選択

Ivantiの統合化されたITサービス資産エンドポイント管理ソリューションは、組織が完全に自動化されたITサービスの提供にお役に立ちます。本プラットフォームでは次のようなことが可能となります:

  • ITサービスデスクの負荷を軽減し、セルフサービス方式のサービスを取り入れて顧客満足度と生産性を向上
  • ゼロタッチ展開を用いてエラーを失くす
  • 未使用のソフトウェアを回収してライセンス使用を最適化
  • ゼロタッチ展開プロセスを採用

ITサービスデスクの負荷を軽減し、セルフサービス方式のサービスを取り入れて顧客満足度と生産性を向上

ビジネスユーザーは、スマートフォンやタブレットから個人用のITサービス(Google、Facebook、Dropbox等)のモニタリング、プロビジョニング、管理、さらにはサービスの切り替えも容易に行っています。そして、彼らは会社のアプリケーション、データ、サービスにおいても同様のアクセシビリティを求めています。

ビジネスリソース、アプリケーション、そしてサービスは統合された状態で自動的かつ一元的に提供されなければなりません。包括的なサービスカタログの中から必要とするサービスをユーザーが選択できるような状態が求められます。Ivantiの統合的ソリューションはITによるビジネスタスクの革新と効率化をお手伝いし、組織全体のオペレーショナル・エクセレンスを向上させます。

ゼロタッチ展開を用いてエラーを失くす

Ivantiの統合化されたITソリューションを用いると、セルフサービス方式で組織全体のソフトウェア要求を自動化し、統合された承認ワークフロー、ライセンス・コンプライアンスの確認も可能になります。また、監査リスクを削減しながらユーザーのデバイスでソフトウェアの展開を自動的に行うこともできます。

未使用のソフトウェアを回収してライセンス使用を最適化

従来のソリューションを採用している組織は、全く異なるITサービス、エンドポイント、セキュリティ、そして資産プロセスを抱えています。 ITサービスデスクでは、どんなアプリケーションが利用可能で、それらをどのように扱うかを把握できておらず、不必要なソフトウェアに対する支出が生まれます。その一方、Ivantiの統合化されたITソリューションを使用すれば、未使用のソフトウェアを再利用したり回収したりすることで、コストを節約して既存のアセットパフォーマンスを最適化できます。サービスマネジメントを一貫して自動的に全て管理したり、承認ワークフローを活用してノンコンプライアンスのリスクと浪費も削減することができます。

ゼロタッチ展開プロセスを採用

プロビジョニングのプロセスを自動化し、迅速かつ信頼性と費用対効果の高いサービスを実現可能にします。信頼性を確保しながら展開を標準化し、その過程で起こりうるヒューマンエラーを削減します。変更と展開プロセスが自動化されるため、ほとんど瞬時にお客様の業務要件を満たすことができます。

従業員がモバイル機器を紛失したり盗まれた場合、その従業員自身が盗難または紛失の状況を提出するだけで、該当デバイスを検索して消去する自動プロセスを開始することができます。また、新しいデバイスの自動注文処理が開始され、適切なアプリケーションを新しいデバイスで使えるように設定も行われたうえで手元に届くようになります。重要な情報を一切流出させることなく速やかにこの工程を進めることができます。

Ivantiは、事業費の削減に直結する、迅速かつ信頼性の高い、自動化された変更とプロビジョニング・プロセスを可能にします。より効率性の高いソフトウェアとハードウェアインフラを採用することで、ITサポートスタッフは別の業務と戦略イニシアチブに専念できます。

費用対効果の高い統合化されたITアプローチをご検討ください。Ivantiソリューションの詳細は以下のリンクよりご確認ください。

サービスマネジメントソリューションは以下からご確認ください。

>> https://www.ivanti.co.jp/solutions/it-service-management

IT資産管理(ITAM)ソリューションは以下からご確認ください。

>> https://www.ivanti.co.jp/solutions/it-asset-management

統合エンドポイント管理ソリューションは以下からご確認ください。

>> https://www.ivanti.co.jp/solutions/unified-endpoint-management